私の周りの看護師は不妊が多い。
仕事と並行しながら不妊治療を行なっているが、職場によっては人材不足のため、不妊治療に協力的ではないこともある。
体力的な問題、対人関係、命と隣り合わせのストレス過多状態、夜勤勤務による不規則な生活。
これでどのように妊娠できるというのか...
さらに...妊娠しても切迫や逆子になる確率は高い。
本来、法律では妊婦が申請すると、夜勤免除になるはずだが、昔ながらの文化があり、産休ギリギリまで夜勤をしている人も多い。
申請せざるおえない状況ということ。
自分の安全は疎か、患者様の安全だってどうなるかわからない。
現在は退職したが、休憩すらまともに入れない状況なのだから、水分すら取れないこともある。
看護師は給料もらっているんでしょ。という言葉が禁忌であるというが、あながち間違いではない。
夜勤手当でやや基本給を補っているもの。
健康寿命を縮めながら、命と向き合っている環境。
これで、良い看護はできますか?と問いたいところ。
管理者は現場を知らなすぎるので、週1−2回は現場で働いて現場を把握した方がいいレベル。
人手不足に新人指導、ベテランのフォロー、役割と看護以外の仕事が多すぎる問題はどのこ職場でもそうだろう。
コロナ時代だったからだろうか、新人もなかなか手強い子が多く、発想の斜め上に行くこと多い。
目が離せない状態で医療処置以外にもハラハラドキドキがいっぱいだ。
みんな新人時代はあったのであると言い聞かせないと心を平常には保てない。
少子化問題なら、妊活休暇があってもいいのかもしれない。
というわけで、ブラックな医療現場をついに一旦退職した。
医療現場は離れてみると不思議なもので、無責任者と責任者と両極端に分かれ、責任者はほぼ洗脳されているようなもの。
私もそうであった。
中にいると箱の中の鳥、ブラックなのにブラックと思えない何かがある。または思っているのに抜け出せない何かがある。
夜勤明けですでに14時間働いているのに、日勤者がいないので、窓口対応や電話対応をしてさらに6時間働くなんてざら。
それが普通にみんなやっちゃっている。
同期や同僚にやっぱりこの環境は変だから、自分や家族の幸せも考えた方が良いという話になっても、でもどこも一緒だから仕方ないよね。で終われるのだ。
なんとかやっちゃっている、できちゃっている。ので、何も問題とならないのだなということ。
まあ、医療者がみんな根を上げて退場したら、患者様は治療ができないので、それは困るのだが...
何が言いたいかというと、看護師が不妊になる要因がありすぎる問題。
それに高いお金を出し、不妊治療をして出産までリスクだらけって...
ちょっと本末転倒だと思う。
という愚痴なのか、不満なのかつらつらな綴ってしまうのは本日で終了として、明日以降は病院も薬にも頼らない健康情報を発信していく。